PayPayが新たに「PayPayキャピタル」を商標として申請。その思惑とは

PayPay株式会社と同じオフィスで水面下で活動しているPayPayフィナンシャル株式会社が新たな商標として6/5に「PayPayキャピタル」も追加で商標登録申請しました。

PayPayフィナンシャル株式会社は、他にも「PayPayカード」「PayPayトレード証券」など金融関係の商標を取得していますが、今回も金融の投資関係として「PayPayキャピタル」を登録。

Yahoo!Japanの川邊氏によると、金融は主に10月1日付けで新たに経営主体のZホールディングスに変更し金融事業を統括する持ち株会社傘下で金融事業を進めていくと発表しています。主にPayPayを主体としてそれに付随した形になる模様です。

そして、今回、PayPayキャピタルも商標登録。キャピタルとは主に個人への投資関係だと思われますが詳細は不明です。

ヤフースコアが本格的に開始されビックデータ活用と、AliPayが行っているように信用情報による融資の可否などの与信判断を行いつつ、金融ビジネスを加速していく狙いがあると思われます。また、利用情報の活用について懸念がある方もいると思いますが、Suicaも利用履歴の売買や活用が始まる模様です。

PayPayと連携しているインドのPayTmは、インドの高額紙幣廃止で飛躍し数億人が使われるアプリとなりましたが、PayPayもそのPayTmの成長要素を受け継ぎ、アプリ内で金融要素を強めていくと思われます。