日本電子決済推進機構は、オールバンクのスマートフォン(スマホ)決済サービス、「Bank Pay(バンクペイ)」の提供を今秋に開始すると発表
BankPayは、QRコードを読み取り決済をするとメガバンク・地方銀行1000以上の銀行口座から直接支払うことが出来るシステムです。従来のQR決済と同様スティッカーを店舗に導入することで導入費用0円で始められるメリットがあります。
ランニングコストも安価に抑えるとありますので店舗としては、導入負担が減り金融機関すべての銀行から直接支払いを低コストで受けることが出来るため助かります。

銀行業界からはすでにはまPay、ゆうちょPay、YOKA!payなど銀行独自の決済アプリが出ておりますがBankPayはそれらをすべてまとめたアプリとなるようです。
日本電子決済推進機構ですので口座からの即時引き落としの既存のJ-Debitがありますが、こちらをそのままスマホ決済に置き換えたものとして考えるとわかりやすいと思われます。
現在のところキャッシュレス化では激しいキャンペーン合戦が繰り広げており、「PayPay」「LINE Pay」「楽天Pay」「d払い」など、各社が赤字覚悟で20%還元を続けている状態です。ここに参入したBankPayとしては、銀行という信用のおける機関として一気に店舗を広げていきたい考えだと思われますが、消費者側としてのメリットが安心というだけで使用されるかはとても疑問がわきます。
大規模なキャンペーンで対抗することは恐らくないと思われますが小規模な周知導入キャンペーンはすると思われますが、未知数なので秋導入でどうなるか目が離せません。