LINEPayとメルペイが相互で連携して使えるようなると発表されました。そして加盟店を増やすために参画を促す加盟店アライアンスも計画。なぜキャンペーン合戦をしている中、連携しなくてはいけなかったのか
現在、特に爆発的に加盟店を増やしているのがソフトバンクとヤフーの合弁会社PayPayです。
PayPayはソフトバンクが抱える20箇所もの営業部隊を駆使して日本中で営業活動を行い、商店街から大手企業まで取り込み2年前からQR決済を推し進めてきたLINEPay、楽天Payの加盟店を一気に抜かし知名度加盟店共に一気にトップに躍り出ました。
同時期に100億円対抗のキャンペーン合戦を繰り広げているもののLINEPayは加盟店を増やすことが難航している状態だと考えられます。楽天Payに至ってはほぼ停滞して個人商店は使えるところはほぼないといっても過言じゃないでしょう。
メルペイに関してはサービス開始が少し前でiDの加盟店のみでQRコードの小売りなどは展開していない状態でした。
ただ今回の連携でLINEPayのQRコードを使えるようになります。その為、QRコード店舗が一気に増えることになります。これはメルペイにとってかなり得しているのではないでしょうか。
そして、LINEとしては加盟店を増やしたいという思惑があると思いますので、 加盟店アライアンス「MOBILE PAYMENT ALLIANCE(仮称)」 で統一QRコードでバラバラになっている他社全てを統一することで一気に巻き返しの狙いがあると思われます。
LINEPayはQRコードさえ統一させてしまえば、LINEとしてのアプリDL数としてはメッセンジャーとして日常で使われているので一気に使われるようになるという思惑だと思います。
QRコードとしてWechatPay系統がLINEPayですのでアリペイと連携しているPayPayとはQRコード統一が不可能かもしれない状況もありえますので、今後一層LINEPayとPayPay双方の陣取り合戦は激化していく可能性は大です。